香川、走行距離&パス数でチーム一と攻守で奮闘 パス成功率は原口と長谷部が90%超

香川、走行距離&パス数でチーム一と攻守で奮闘を見せた【写真:Getty Images】
香川、走行距離&パス数でチーム一と攻守で奮闘を見せた【写真:Getty Images】

FIFAがデータを公開、香川は走行距離で両軍トップの数値をマーク

 日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦。2-3で逆転負けを喫し、初のベスト8進出を逃した。試合後、FIFA(国際サッカー連盟)が「走行距離」「パス数」「パス成功率」などのデータを公開し、各部門で1位に輝いた日本人選手が判明している。

 日本の走行距離最多はMF香川真司の12.04キロ。トップ下に入った香川は献身的なプレッシングで相手を苦しめつつ、ギャップに入り込んで攻撃のリズムを作り出した。両チームで見ても唯一の12キロ台と運動量の多さが際立っている。2位はDF長友佑都の11.50㌔、3位はMF長谷部誠の10.66㌔となった。

 パス数最多も香川で52本をマーク。攻撃のコネクション役を担い、いかにチームに落ち着きをもたらしていたかが見て取れる。2位は長谷部の48本、3位タイでMF柴崎岳、DF吉田麻也が42本だった。

 パス成功率は途中出場組を除くと、MF原口元気と長谷部がトップタイの91%。3位が吉田の88%と続いた。原口、長谷部は90%を超えるパス精度でミスも少なく、チームを助けていた。

 両チーム全体のスタッツで見ると、平均走行距離は日本の10.50キロに対して、ベルギーは10.398キロ。ボールポゼッション率は日本の44%に対して、ベルギーが56%。パス数は日本の453本に対して、ベルギーが619本。パス精度は日本の83%に対して、ベルギーが87%となっている。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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