“勝負の神”は細部に宿る 守備の立て直しを図る吉田は「細かいところにこだわりたい」

「このレベルでは小さな差が勝敗を分ける」

 セネガル戦では、オフサイドトラップを仕掛けて上手くはまった場面もあった。そうした収穫があった一方で、常にリードを許す形で失点を重ね、課題も見つかる一戦となった。W杯2大会連続出場の吉田は、こう前を見据えた。

「(気をつけていたのは)とにかくいい形で前を向かせない。あとは裏へのボールの対応。難しかったですけど、できたところもある。2点目は防げたんじゃないかと思うし、ここのレベルまでくると、小さな差が勝敗を分けると思う。次のポーランド戦はもっともっと細かいところまでこだわって、またいい準備をして予選突破を決めたい」

 “勝負の神”は細部に宿る――。4年に一度の祭典を勝ち進むためには、そうしたこだわりが必要だ。日本は、現地時間の28日にポーランドとのグループリーグ第3戦を迎える。2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出は、この不安定な守備を改善できるかに懸かっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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