不退転の本田圭佑、W杯「ラスト」強調 「32歳だし…大会後に後悔したくない」

一転してベンチへ追いやられるも…「少なくなくとも、チームのために何かできる」

 今大会に懸ける意気込みを英語で語った本田だが、W杯に対する思いは子どもの頃から強かったと振り返っている。

「僕が子どもの頃、目標はW杯だった。父がW杯のビデオを見せてくれたからね」

 父親の影響でW杯が目標の一つになったという。「W杯を目標にしてから、今回僕にとって三度目のW杯というのは凄いこと」と3大会連続出場を感慨深げに語るとともに、「今大会後に後悔したくない」と不退転の決意を示している。

 初戦のコロンビア戦でスーパーサブ的な役割を担った本田は、後半途中から出場して1アシストをマーク。当初、西野朗体制でスタメンの座を確保していたレフティーだが、6月12日のパラグアイ戦で香川が1ゴール2アシストの活躍を披露し、周囲との調和性の高さを見せつけると立場が逆転。一転して本田はベンチへ追いやられた。

 それでも本田は「少なくなくとも、チームのために何かできると思う」と西野ジャパンのために全てを捧げる覚悟だ。クラブと代表の両方で荒波にもまれてきた男は、自身がチームに及ぼす影響力を踏まえたうえで、次のように続けている。

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