43歳リバウド、自身が会長を務める古巣で現役復帰の可能性

現役引退から15カ月後の決断

 元ブラジル代表MFのリバウド氏は自身の「フェイスブック」を通じ、会長を務めるカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBのモジ・ミリンで現役復帰する可能性を示唆した。
 
 レフティーモンスターと呼ばれた男が、再びピッチに戻ってくるかもしれない。リバウド氏は、2014年3月に現役引退を発表。その後は会長としての仕事に専念していたが、クラブが開幕8試合で勝ち点3しか獲得できていない深刻な状況を見かね、一大決心をしたようだ。
 
「たくさん考えた。賛否両論あると思うが、モジ・ミリンのチームに加わる決断をしたよ。
 もう長い間ピッチから離れ、クラブの運営だけに携わっていたから、今すぐにプレーするという意味ではない。私は15カ月も前にプロとしてのプレーを辞めているんだ。もしひざの状態がOKならば、きっと数試合ではチームの助けになれるだろう。トレーニングをして決断するよ」
 リバウド氏は、かつてバルセロナで活躍。2002年日韓ワールドカップを制したブラジル代表メンバーの一人で、圧倒的なテクニックを誇るその左足は対戦相手を震え上がらせた。43歳を迎えた大ベテランは、再びピッチの上で魔法のようなプレーを披露することはできるのだろうか。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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