セリエBのカターニア、八百長関与で7人が逮捕 すでに5試合で調査開始

イタリアでまたもスキャンダルか

 セリエBのカターニアが、2014-15シーズンに行われたリーグ戦において、八百長に関与した疑いがあるとして、同クラブの会長のアントニオ・プルヴィレンテ氏を含む7人が逮捕された。伊地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
 今回逮捕されたのはプルヴィレンテ会長、パブロ・コセンティーノ副会長、ダニエレ・デッリ・カッリ前スポーツ・ディレクターら幹部7人。彼らはカターニアのセリエC降格を回避すべく複数試合で金銭による買収などに関わったと見られている。
 
 カターニアは今季のリーグ戦を15位で戦い終えた。自動降格となる20位のチッタデッラとの勝ち点差は5、残留プレーオフを戦った18位モデナとの勝ち点差はわずかに2だった。
 この事件について担当検察官のジオヴァンニ・サルヴィ氏が記者会見を行い、少なくとも5から6試合で八百長の疑いがあるとし、すでに調査が始まっていることを明かしている。
 
 現在のところ、調査の対象となっているのはヴァレーゼ対カターニア(0-3)、カターニア対トラパーニ(4-1)、 ラティーナ対カターニア(1-2)、カターニア対テルナーナ(2-0)カターニア対リヴォルノ(1-1)の5試合。さらに3月29日のカターニア対アヴェッリーノ(1-0)も、今後調査が行われる予定のようだ。
 
 カターニアはかつて元日本代表FW森本貴幸(ジェフ千葉)も在籍したことで知られる。しかし、八百長疑惑が事実となれば、セリエC降格だけでは済まない厳重処分が待っているはずだ。かつて審判買収などの一連スキャンダルに揺れたイタリアサッカーに、またしても暗い影が差している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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