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“襲撃事件”で崩壊危機のスポルティング 来季監督に元ミランのミハイロビッチ就任
ミラン時代に本田圭佑を指導、3年契約で合意とクラブが発表
悩めるポルトガルの名門スポルティングCPの新監督に、元ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ氏が就任することが決まった。クラブ公式サイトで18日に発表された。
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ミハイロビッチ氏は2015-16シーズンにセリエAのACミランを率い、日本代表FW本田圭佑を指導したことでも知られる。その後、16年から18年1月までトリノを率い、現在は無所属だった。
新天地に決まったのはレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドら多くのタレントを輩出してきたポルトガルの名門スポルティングCPだ。3年契約で合意に達したことが発表された。
クラブチームではイタリア以外で初めて指揮となる。「スポルティングと契約できて嬉しい。新たな経験になる」と語る49歳のセルビア人指揮官は、「最初の目標は昨季よりもいい成績を残すこと」と新シーズンに向けての意気込みを明かした。
スポルティングCPといえば、5月に練習場で選手がサポーターに襲撃される事件が発生。これにより、ポルトガル代表GKルイ・パトリシオ(ウォルバーハンプトン移籍が決定)、MFウィリアム・カルバーリョ、オランダ代表FWバス・ドストら主力選手が続々と契約解除を申し出るという緊急事態に陥っている。すでに9人が退団希望を明かしたとも伝えられ、チームは崩壊の危機を迎えている。
就任早々からチームの大刷新を余儀なくされそうなミハイロビッチ新監督。2017-18シーズンは王者ポルト、ベンフィカに続く3位だった名門クラブに栄光をもたらすことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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