なでしこ佐々木監督が対戦相手を警戒 明日ベスト8懸けオランダ戦

佐々木監督「明日の試合は非常に楽しみ」

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督が23日(日本時間24日)の女子FIFAワールドカップカナダ大会決勝トーナメント初戦で対戦するオランダに、自らの指導者としての原点である“トータル・フットボール”への警戒を深めている。
 2011年のドイツワールドカップに続く連覇を狙う佐々木監督は、W杯初出場となったオレンジ軍団と2008年3月12日のキプロス女子カップで対戦した以来の対決を迎える。この時は2-1で辛勝している。
「そうですね。7年になりますかね。まだ監督就任間際にキプロスでやりましたが、あの時はかろうじて宇津木のヘディングシュートで勝った。その時はどっちが勝ってもおかしくなかった。この5日間位の期間の中で、1次リーグの状況を見ながらパス、ボールを動かす、連係・連動するというところの中で非常にいいテンポで、いい感じでここまで来ている。僕自身明日の試合は非常に楽しみ。準備はできている」
 なでしこジャパンは7年前の勝負でFW大儀見の同点弾とMF宇津木の決勝弾により白星を手にしている。だが1次リーグ終了後、オランダ代表の戦いぶりを映像で分析した指揮官は選手の連係、連動性、そして、パスのテンポに脅威を感じたという。

 

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