南アフリカW杯“16強戦士”の松井大輔が語る 「対南米」の難しさとコロンビア攻略法

初戦のコロンビア戦、“対南米”特有の難しさがあると松井は語る【写真:Getty Images】
初戦のコロンビア戦、“対南米”特有の難しさがあると松井は語る【写真:Getty Images】

「それぞれがこの4年間の思いをロシアでぶつけてほしい」

 一方で、コロンビアと初戦で激突することには、「南米から(グループリーグが)始まるのは少しキツい」と、“対南米”特有の難しさがあると松井は語る。

「南米のチームは日本にとって一番やりにくい相手だと思います。ずる賢さ、独特のリズム、サッカーを熟知していると三拍子揃っている。決まったものは仕方ないですが、ゲーム運びが上手いので、正直最初に当たりたくなかったですね」

 グループリーグ突破を見据えるうえで、やはり初戦の重要度は高い。日本が過去に決勝トーナメントに進出した2002年、10年大会は引き分けと勝利、逆に黒星スタートとなった残り3大会はいずれもグループリーグで敗退している。

「勝てば1位通過もあるだろうし、そういう意味では初戦が一番大事な試合になると思います。警戒したいのは、やはりトップ下のハメス(・ロドリゲス)、最前線の(ラダメル・)ファルカオ、右サイドの(フアン・)クアドラードも速い。全員がレベルが高くて、個の能力では日本より上なので、チーム力で上手く立ち向かいたいですね。もちろん、僕は勝つことをイメージしていますが、たとえ負けたとしてもあと2試合残っている。そこで結果を残せばいいので、次につながるような、自信を得られる戦いをしてほしいです」

 松井はセネガル出身の選手が多くプレーするフランスのリーグ・アン、そしてポーランドリーグでのプレー経験もあり、それぞれの印象とともに、西野ジャパンにエールを送った。

「セネガルはフランスでプレーしている選手も多くて、あまりアフリカっぽくないというか、すごく組織立った印象。ポーランドは(ロベルト・)レバンドフスキを中心に上がってきているチームで、FIFAランキングも高いのですごく強いですよ。日本も本大会までにいろんな問題に直面してきましたが、実際にプレーするのは選手。それぞれがこの4年間の思いをロシアでぶつけてほしいと思います」

 運命のコロンビア戦は、19日にサランスクのモルドビア・アレーナで行われる。

(Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)

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