退団濃厚の香川同僚MFギュンドアン、ドルトムント急転残留も

クラブCEOは「彼が考えを改める可能性はある」

 今夏の移籍が濃厚とされていたドルトムントのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが急転残留する可能性が出てきた。
 
 ギュンドアンはドルトムントからの打診された契約延長を拒否し、クラブ側も今季終了後の移籍を一度発表していた。マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナといったビッグクラブが獲得に動き出し、退団が間近と思われていた。一時はユナイテッド移籍合意という報道もなされたが、現在までにタレントの去就問題は決まっていない。
 
 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは独地元紙「WAZ」に対し、「彼が考えを改める可能性はある。彼とは話し合っているところだ」と残留の可能性があることを示唆している。
 
 ギュンドアンは2011年からドルトムントでプレー。その正確なパスを武器にドイツ代表にも定着した。ピッチ内外で友好的な関係を築く日本代表のMF香川真司にとっても、相棒残留は大きなプラスとなるはずだ。24歳の司令塔は、どのような決断を下すのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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