「自分でもビックリ」 長友佑都、日本代表で「誰よりも強い」と自負するのは…

長友は西野ジャパンで「誰よりも強い」と自負するある思いを口にしている【写真:Getty Images】
長友は西野ジャパンで「誰よりも強い」と自負するある思いを口にしている【写真:Getty Images】

ブラジルW杯の悔恨「ずっと傷は残っていた」 虎視眈々と待ち続けて芽生えた思い

 日本代表は現地時間12日、オーストリアで行われた国際親善試合パラグアイ戦で4-2と勝利を収め、翌13日にワールドカップ(W杯)の舞台となるロシアへ移動した。本番が刻一刻と迫るなか、DF長友佑都は西野ジャパンで「誰よりも強い」と自負するある思いを口にしている。

 日本代表は19日にロシアW杯グループリーグ初戦のコロンビア戦に臨む。4月にバヒド・ハリルホジッチ監督の電撃解任で大きく揺れたが、西野朗新監督の下で試行錯誤を続けながらチーム作りを進めてきた。自身三度目のW杯となる長友は惨敗に終わった2014年W杯を回想。「やっぱり4年前のW杯であれだけ悔しい思いをして、4年間引きずってきたわけじゃないけど、ずっと傷は残っていた」と明かしている。

 アルベルト・ザッケローニ元監督に率いられた日本は“自分たちのサッカー”を旗印にブラジルへと乗り込んだが、結果は1分2敗でグループリーグ敗退を余儀なくされた。当時、涙を流して悔しさを露わにした長友は、雪辱の機会を虎視眈々と待ち続けたという。

「この4年間の思いは、自分が知っている言葉のボキャブラリーの中に当てはまるものがない」

 31歳となった長友は現在、心身ともに充実期を迎えている。8シーズンにわたってイタリアの名門インテルに在籍し、今冬に移籍したトルコのガラタサライでは自身初のリーグ優勝を経験。日本代表でも通算出場数が105試合を数えるなど“重鎮”の域に達している。そんな男に「自分でもビックリ」という思いが芽生えていると告白した。

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