パラグアイ代表40歳GK、日本戦先発→前半12分で代表引退に華 本田らもベンチで拍手

パラグアイ代表GKフスト・ビジャールは、日本戦が代表最後の舞台となった【写真:Getty Images】
パラグアイ代表GKフスト・ビジャールは、日本戦が代表最後の舞台となった【写真:Getty Images】

南アフリカW杯で日本とも対戦したビジャールが代表ラストゲーム

 日本代表にとってロシア・ワールドカップ前最後のテストマッチとなった一戦は、パラグアイの英雄を送り出すメモリアルゲームとなった。現地時間12日、インスブルックで激突したパラグアイ代表は、40歳の守護神フスト・ビジャール(ナシオナル)をスタメン起用。前半12分に交代させて代表引退の花道を飾らせた。

 2010年の南アフリカW杯で日本代表と決勝トーナメント1回戦で対戦し、PK戦の末の勝利に導いた因縁の守護神は、代表最後の舞台も日本戦だった。

 南アフリカW杯でも対峙したFW岡崎慎司(レスター)ら立ち上がりから攻勢を仕掛けてきた日本の猛攻を受けて立った。そして、前半12分にお役御免。パラグアイは早々に交代枠一つを使った。

 ビジャールはGKアルフレド・アギラルと交代でピッチを去る際には、満面の笑顔を浮かべた。キャプテンマークを渡し忘れる一幕もあったが、長らくパラグアイ代表の門番として君臨した男のラストダンスに、FW本田圭佑(パチューカ)ら日本ベンチも拍手で見送っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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