暫定政権のパラグアイ代表 全選手での練習は5日間のみも「日本相手にきっと機能する」

現地時間12日に日本と親善試合を戦うパラグアイ代表【写真:Getty Images】
現地時間12日に日本と親善試合を戦うパラグアイ代表【写真:Getty Images】

パラグアイ紙が前日会見のモリンゴ監督のコメントを紹介

 日本代表と現地時間12日にオーストリアのインスブルックで対戦するパラグアイ代表のグスタボ・モリンゴ監督が、この試合を新チームの力を図る試金石だと考えていることを明かした。パラグアイ紙「オイ」が報じている。

 同紙によると、モリンゴ監督は11日に現地で行われた試合前日の記者会見で「日本戦は我々にとって重要な試合になる。我々はチームを改革中で、(ワールドカップに出場する)日本は我々の強さを知ることができる相手になる」「2週間のトレーニング期間のうち、全員が揃って練習できたのは5日間だけだが、いい準備ができた。選手たちはチームがレベルアップしていることを感じているし、チームの平均年齢は25歳だ。日本相手にきっと機能すると思う」などとコメント。そのうえで「選手たちは日頃からレベルの高いリーグで戦っている。力のある選手たちだし、準備はできている」と、自信をのぞかせた。

 パラグアイは今回のワールドカップ(W杯)南米予選で、7勝3分8敗の7位で敗退。同国史上初の8強に進出した10年南アフリカ大会以来、2大会ぶり9回目の本大会出場を逃した。その後、代表メンバーは約3分の1が入れ替わっており、4年後のW杯を見据えたスタートをすでに切っている。

 3月に行われたアメリカとの親善試合は0-1で敗戦。今回のメンバーは20人中11人が国外組で、FWデルリス・ゴンザレス(ディナモ・キエフ)、MFリチャルド・オルティス(オリンピア)、MFオスカル・ロメロ(上海申花)、DFグスタボ・ゴメス(ACミラン)、DFブルーノ・バルデス(クラブ・アメリカ)らが選出。日本戦が今年2試合目の国際試合となる。

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