ローマFWジェコが明かすチェルシー移籍破談の真相 「望む人が誰もいなかった」
今冬に移籍秒読みと伝えられながら成立せず
今年1月の移籍市場でローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは、イングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーへの移籍が大きく報じられたが、最終的に破談となった。母国のテレビ番組「Face TV」は26日、公式サイトで同選手のインタビューを公開。破談に至った理由が明らかになった。
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当時、チェルシーのアントニオ・コンテ監督がジェコに直電して説得したなど、移籍は秒読みとも伝えられていた。しかし、チェルシーでの挑戦は「大きなチャレンジであり、マンチェスター・シティにいたこともあったので、どんなクラブか分かっていた。チェルシーに移籍する準備はできていなかった」と、当時の心境を語っている。そして「私が話した人々の中に、私のチェルシー移籍を望む人が誰もいなかったので、(ローマに)残ることに決めた」と続けた。
さらに「タフな時間だった。様々な情報が飛び合い、事実や嘘、いろいろなことを書かれて、その全てが私の頭に入ってきた。だから当時は、自分でもはっきりしているものは何もなかった」と振り返った。
最終的にローマに留まり、今季公式戦で通算24得点を記録したジェコ。ローマとの契約は2020年までとなっているが、今後について「まずはボスニア代表として、2試合をプレーする。その後のこと(どこでプレーするか)は、またそのうち分かるだろう。ローマとの契約はあと2年残っているので、それはローマにも聞いたほうがいい」と話し、夏に移籍する可能性に含みを持たせた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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