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10シーズンで222週の離脱 ディアビ放出にアーセナル同僚が悲しみ
故障と戦った壮絶な日々
アーセナルの元フランス代表MFアブ・ディアビが、今季限りで放出されることが決まった。クラブの今季限りでの放出リストで発表されたもので、2005年から在籍した最古参の大型MFの故障に苦しんだ日々を、ガナーズの同僚は悲しんでいる。
イングランド代表FWダニー・ウェルベックは自身のツイッターを更新。「アブ・ディアビ!けががあれだけの底知れぬ才能を我々から奪い去ってしまった。長年残留させてきたベンゲルに敬意を表します」とメッセージを送る一方、ディアビの写真とともに故障での離脱期間を解説している。
ウェルベックによると、ディアビの在籍10シーズン中の故障期間は、合計222週だったという。足首捻挫は2度、足首故障は6度、ふくらはぎの筋肉系のトラブルは11度、膝の故障は2度、前十字靱帯(じんたい)損傷が1度、内側即副靱帯が1度、太もも裏の故障は3度、臀部(でんぶ)1度、鼠径(そけい)部1度、脳振とう1度など、壮絶な故障との戦いを紹介している。
アーセナルの在籍期間の大半を故障に苦しんできた未完の大器は29歳。もうひとはな咲かせることができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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