英誌選定「14年W杯ベストゴール10」 日本戦の一撃も選出、1位はあの“豪快弾”

日本戦でハメス・ロドリゲスが決めたチップキックもランクインした【写真:Getty Images】
日本戦でハメス・ロドリゲスが決めたチップキックもランクインした【写真:Getty Images】

日本戦で決めたハメスのチップキックもランクイン「日本人選手二人が頭を悩ませた」

 4年に一度開催される世界最高峰の大会であるFIFAワールドカップ(W杯)では、これまでも数々のスーパーゴールが生まれた。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」では、「2014年ブラジル大会のベストゴール・トップ10」を発表。6月のロシアW杯で再び日本と対戦するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、日本戦で見せた巧みなゴールなどがランクインしている。

 日本戦で見せたハメスのゴールも選ばれた。7人の選手が関わってハメスへとボールが渡ると、ここからは芸術的だった。巧みなタッチで日本代表DF吉田麻也を翻弄し、最後は前に出てきた日本代表GK川島永嗣をあざ笑うかのようなチップキックでゴールに沈めた。「天才ハメスによって日本人選手二人が頭を悩ませた」と紹介されているゴールは6位にランクインにしている。

 また5位にはアルゼンチンとの決勝戦で途中出場から決勝点を奪ったドイツ代表MFマリオ・ゲッツェのゴールが入り、アジア勢で唯一ランクインしたオーストラリア代表FWティム・ケーヒルがオランダ戦で決めたスーパーボレーが3位に選ばれた。

 2位はオランダ代表FWロビン・ファン・ベルシーが決めたスペイン戦のゴール。10年南アフリカ大会の決勝カードがグループステージで再現された試合は、オランダが5-1でスペインを破るという結果になったのだが、この一戦でファン・ベルシーが決めたゴールは衝撃的だった。後方からのロングボールに対し、力強いヘディングで合わせると、スペイン代表GKイケル・カシージャスの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。「いくつものヘディングのシュートを決めてきたし、それらを誇りに思っている。でも、これに近いような素晴らしいゴールは今までなかった」と本人が語るほどのゴールだった。

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