栄えある1位は…「22mスーパーボレー弾」

　そして栄えある1位に選ばれたのは、またしてもハメスのゴールだ。

　ベスト16のウルグアイ戦、スコアレスで迎えた前半28分にその時は訪れた。MFアベル・アギラールのヘディングのパスを受けたハメスは、胸でトラップすると反転しながらボレーシュート。25ヤード（約22メートル）近い距離から放たれたシュートは、バーに当たりながらもゴールに吸い込まれた。「マラカナンで得点を挙げることを夢見ていた」という一撃は、ゴール・オブ・ザ・トーナメント賞を獲得し、その年のプスカシュ賞も獲得している。

　数々のスーパーゴールが生まれた14年ブラジル大会。来月に行われるロシアW杯ではどんなゴールが見られるのだろうか。