中島翔哉、ポルトガル1年目で躍動 W杯&移籍の噂には「楽しくプレーできれば…」

ポルトガルのサッカーは「よりシンプル」

「日本の場合は落ち着かせようという時間が試合の中にあるんですけど、ポルトガルではそこまでそういう時間はない。特にポルティモネンセは、(求められているのが)ゴールを決めるためのプレー。それだけだと思うので、よりシンプル。だからこそスピードの違いにつながる。本当にすごくシンプルで、難しいことはあまりみんな考えていない。日本にいる時は落ち着かせようという状況でも、自分の場合は仕掛けていったりした。ポルトガルの方が、自分の特長を出しやすい環境ではあると思います」

 シーズン中には、名門ポルトやベンフィカからの関心が伝えられた。14日にFC東京からの完全移籍が発表されたばかりだが、去就は常に注目を集めている。本人は「サッカーを楽しむことが大事だと思うので、移籍するとすればそれができるチーム」としたうえで、「まだ何も考えていない」と明言は避けた。

 A代表デビュー戦となった3月のマリ戦(1-1)でいきなりゴールを決めるなど、日本代表にも新しい風を吹き込んだ中島。メンバー入りが期待されるロシア・ワールドカップに向けても「楽しくプレーできればいい」と意気込みを語っていた。

(石川 遼 / Ryo Ishikawa)



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