ポルティモネンセ中島、全3得点に絡む活躍を現地メディア絶賛「決定的」「いつもの姿」

ポルティモネンセ中島が絶妙スルーパスを含む全3得点に絡む活躍をみせた【写真:Getty Images】
ポルティモネンセ中島が絶妙スルーパスを含む全3得点に絡む活躍をみせた【写真:Getty Images】

2アシストを挙げ、1年目は10得点12アシストを記録 FC東京からの完全移籍も発表

 ポルティモネンセの日本代表FW中島翔哉は、リーグ最終節のパソス・デ・フェレイラ戦に先発出場。2アシストを含む全ゴールに絡む活躍で3-1の勝利に貢献した。10ゴール12アシストと堂々たる記録で1年目を終えた小さなドリブラーを、現地メディアも「決定的だった」と称賛した。

 中島は前半27分に左サイドからドリブルで切れ込み、走り込んだペナルティーエリア内へ鮮やかにスルーパスを通した。パスを受けたポルトガル人FWピレスはワントラップから反転して先制ゴールを奪った。

 後半32分にはゴール左でパスを受けると、思い切りよく左足でシュート。GKに防がれたところを、ピレスが押し込んでポルティモネンセのリードが広がった。極めつきは後半アディショナルタイム3分。ゴール前に走り込んだ中島は右からの横パスをダイレクトで左へ流し、ブラジル人FWウェリントン・カルバーリョのダメ押し弾をお膳立てした。

 ポルトガルメディア「MAIS FUTEBOL」はポルティモネンセの勝利を伝え、「ナカジマはいつもの姿だった」「得点はなかったが3得点に絡んだ」と日本代表MFの活躍を特筆している。

 記事では、完全にピレスをフリーにした1点目のスルーパスなどは「見事だった」と絶賛。そして、「彼はチームの速いトランジションの中で決定的だった」と中心選手として高く評価している。

 欧州挑戦1年目から二桁ゴールとアシストを達成した中島。期限付き移籍でポルトガルへ渡っていたが、日本時間14日にはFC東京から完全移籍が決定したと発表された。

 ポルトガルの強豪ポルトやベンフィカという強豪からも注目されるだけに、今後の活躍からも目が離せなそうだ。

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