浦和がホームで鳥栖にスコアレスドロー オリヴェイラ監督の“4トップ”の奇策も実らず

浦和がホームで鳥栖にスコアレスドロー【写真:Getty Images】
浦和がホームで鳥栖にスコアレスドロー【写真:Getty Images】

圧倒的な攻勢を見せながら、鳥栖の堅牢な守備を崩せずにノーゴールで終了

 J1浦和レッズはホームで一方的な攻勢を見せながら、最後までゴールを奪えなかった。リーグ第14節でサガン鳥栖をホームに迎え撃った浦和は、オズワルド・オリヴェイラ監督による4トップの奇策も実らず0-0で引き分けた。

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 9日のルヴァンカップ・グループステージ第5節の名古屋グランパス戦で大幅なターンオーバーを行った浦和は、リーグ前節の鹿島アントラーズ戦(0-1)と同じスタメンが並んだ。

 試合は序盤から浦和が圧倒的に敵陣へ攻め込んでいく展開になった。中盤の守備がハマらない鳥栖は、最終ラインで必死に守る状態が続いた。それでも、ペナルティーエリア内で浦和のシュートに体を張って必死のブロックを繰り返し、浦和もまた最後の局面で相手を外す余裕を見せるには至らず。結局、前半はスコアレスで折り返すことになった。

 後半から鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督はFW田川亨介をピッチに送り込み、同8分には元コロンビア代表FWビクトル・イバルボも投入してカウンターの破壊力に懸けた。しかし、浦和のボール保持を制限することはできず、カウンターの芽も摘まれる状態でゴールへの可能性は感じさせられなかった。

 焦点は浦和が1点を奪いきるかどうかとなった試合展開に、オズワルド・オリヴェイラ監督は後半14分にFWマルティノスを入れて3トップにすると、同27分にはFW李忠成も送り込んで4-2-4システムでゴールへの圧力を掛けた。しかし、その攻勢も鳥栖ゴールをこじ開けるには至らず、試合はスコアレスドローで終了。浦和から見れば勝ち点2を失った試合になってしまった。

 浦和は勝利すれば得失点差次第で9位まで順位を上げるチャンスだったが、13位のまま。一方の鳥栖も降格圏の17位のまま変わらずとなった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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