日韓W杯から2試合選出「信じられない」 英特集「W杯で起きた波乱の10試合」

2002年日韓W杯で、数々の物議を醸した韓国対イタリアの一戦も選出された【写真:Getty Images】
2002年日韓W杯で、数々の物議を醸した韓国対イタリアの一戦も選出された【写真:Getty Images】

韓国がイタリア撃破、波乱尽くしに英メディアも仰天

 また日韓共催で行われた2002年W杯からは2試合が選ばれている。一つ目は、ソウルでの開幕戦で前回王者フランスがセネガルに敗れた試合だ。セネガルは守備的な戦術で挑むと、カウンターからフランスのゴールを強襲。結果、30分に奪ったゴールを守り切り、前回王者を破るという忘れられない夜を作り上げることに成功した。一方、フランスは勝ち点1しか取れずグループステージで敗退が決まってしまった。

 もう一つの試合は、数々の物議を醸した決勝トーナメント1回戦の韓国対イタリアだ。開催国とはいえ、大きな力の差があると戦前に予想されていた韓国だが、0-1のビハインドの状況で88分に同点に追いつくと、延長戦ではPKからゴールを奪取。元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが退場になるなど、波乱づくしのゲームは韓国に軍配が上がった。この試合については「信じられない」と文章を締めている。

 このようにこれまでにも数々のアップセットがあったW杯。直前で監督を解任するという判断を下した日本代表は現在厳しい状況に陥っているが、下馬評を覆すポジシティブな波乱を巻き起こせるだろうか。

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