レアルのジダン監督、バルサの“伝統破り”指摘 宿敵への「優勝の花道」拒否で持論
優勝したバルサに対し、レアル側は伝統の“パシージョ”を行わないとジダン監督が明言
レアル・マドリードは現地時間6日、敵地でバルセロナとの伝統の一戦「エル・クラシコ」に臨む。レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督はリーグ優勝を決めている宿敵に対し、注目の“パシージョ”は行わないと語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
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“パシージョ”は英語圏ではガード・オブ・オナーとも呼ばれるもので、サッカーではピッチ入場の際に相手に敬意を表し、選手たちが花道を作って出迎える行為のことを差す。
スペインでは優勝チームに対してこのパシージョを行うことが伝統となっているが、義務ではなく、実際に行うかどうかは各クラブの判断となっている。
昨年12月に行われたサンティアゴ・ベルナベウでの直接対決では直前にクラブ・ワールドカップを連覇していたレアルに対して、バルサが花道を作ることはなかった。パシージョに関しては議論の対象になることもしばしばだが、ジダン監督も持論を展開している。
「パシージョに関して決めるのは私じゃないが、この状況については説明しなければならない。クラブ・ワールドカップの後、私は彼らのためにすることが重要なものではないということを理解した。
彼らはコンペティション(クラブ・ワールドカップ)に参加していないからやる必要がないと言う人もいたが、それは真実ではない。クラブ・ワールドカップに出るにはチャンピオンズリーグに出なければいけないからだ。僕らはみんなそこで戦っている。
それでも彼らは(パシージョを)やらなかった。我々はバルサが成し遂げたことをリスペクトしている。ラ・リーガで勝つことは最も難しいことだ。それについて私は毎回彼らを祝福してきた」
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