中島翔哉、W杯へ“日本の有望株”を伊メディア称賛 「馬車馬のような働きぶり」

ポルトガルのポルティモネンセでプレーしている中島翔哉【写真:Getty Images】
ポルトガルのポルティモネンセでプレーしている中島翔哉【写真:Getty Images】

日本代表の注目選手として中島を伊メディア紹介、「クオリティーの高さ」を称える

 ロシア・ワールドカップ(W杯)まで残り40日あまりとなり、各国で注目選手がピックアップされる機会が増えた。それは日本人選手も同様で、ポルトガルのポルティモネンセでプレーしている日本代表FW中島翔哉がイタリアメディア「プレミアム・スポルト」で紹介されている。

 同サイトでは現在1日1選手、W杯代表23人枠入りが期待される有望株を取り扱っている。その栄えある名誉を受けたのは中島だ。「そのプレーぶりはまるで(イタリア人映画監督の)カルロ・ヴェルドーネのようなジョークぶりだ」としているが、「緩急のつけ方、モダンなプレーぶり、クオリティーの高さと、サッカーファンにとって認められるところだ。それもポルトガル1部で27試合に出場し、9ゴールを挙げている」とシーズン通じて好プレーを見せていることを記述している。

 中島のインパクトは独特の表現で続く。「ポルティモネンセはこの馬車馬のような働きぶりに救われている。ポルトガル人は1543年に日本に降り立ったが、その100年後に日本は鎖国した。しかしポルティモネンセのおかげで両国の関係は再び戻ったようだ」と記しつつ、FW金崎夢生(現鹿島アントラーズ)などポルトガルでプレーした選手についても紹介している。

「(3月に行われた)マリとの親善試合ではデビュー戦にしてゴールを決め、ロシアへとたどり着くのは“ジマ”だろう」と、日本代表での鮮烈なデビューぶりについても触れた。サッカー大国イタリアでも注目を集める小柄なアタッカーは、その評判を現実のものとして見せられるか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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