日本代表に悲報 W杯対戦コロンビア代表FW、25分間3発に激賞「エリア内の皇帝」
ビジャレアルFWバッカ、セルタ戦ハットトリック達成でスペイン紙が称賛
バヒド・ハリルホジッチ前監督の解任劇で揺れる日本代表にとっては悲報と言えるだろう。6月19日、ロシア・ワールドカップのグループリーグ初戦で激突するコロンビア代表のスペイン1部ビジャレアルFWカルロス・バッカが、28日のリーグ第35節本拠地セルタ戦に先発出場し、25分間で3ゴールを決めてハットトリックを達成。スペイン紙から満点評価とともに、「エリア内の皇帝」と激賞されている。
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コロンビアの点取り屋が圧巻の得点力を見せた。前半13分、左サイドのFWデニス・チェリシェフからパスを堅実なポストプレーで一旦中盤に預ける。ワンタッチパスの連続からラストパスに完璧なタイミングで走り込むと、相手GKもかわして見事先制ゴールを決めた。
前半34分に1-1に追いつかれたが、わずか1分後にオフサイドラインぎりぎりから味方のスルーパスに独走したバッカはゴール右隅を射抜いた。その3分後の同38分には高速カウンターから右足でワンタッチ弾。わずか25分間で3ゴールを叩き込み、ハットトリックを達成した。
今季15ゴール目となり得点ランク8位にジャンプアップしたバッカ。スペイン紙「マルカ」では両軍唯一の最高採点となる3点を与え、「ラ・セラミカ(ビジャレアルの本拠地)のエリア内の皇帝」と称賛している。
昨季までACミランでFW本田圭佑(パチューカ)と同僚だったが、中国人オーナーの就任に伴い、ビジャレアルに期限付き移籍で放出された。スペインでも抜群の嗅覚を示しているコロンビア代表FWは、日本代表にとって脅威になりそうだ。
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