ブラジル元神童FWがお忍び来日、昇り龍の上着姿公開 ファン熱望「Jリーグへ来て」

ミランやサンパウロで活躍、現在は天津権健に在籍の元ブラジル代表FWパトが来日

 かつて「ブラジルの神童」と呼ばれた男が、お忍びで日本を訪れていたようだ。かつてミランやサンパウロで活躍し、現在は中国1部の天津権健に在籍する元ブラジル代表FWパトが23日に自身のSNSを更新し、日本を訪れた様子を写真で公開した。

 ブラジル人アタッカーは自身のツイッターやインスタグラムに写真をアップ。来日の正確な時期や場所などは明らかにしていないものの、東京の浅草寺にある五重塔をバックにしたと思われる場所で撮影し、昇り龍の上着を着たパトがポーズを決めている。「ヘイ、ジャパン」と記すと、「SAMURAI」という一言も添えた。さらにインスタグラムでは「サプライズキス」として、女性にキスする仕草を見せ、おどけているパトの写真も公開されている。

 返信欄にはポルトガル語や英語、日本語で様々なコメントが並んだ。「カッコイイ」「美しい」と写真に対するものから、「日本にいるの?」という素朴な疑問も上がり、「ようこそ日本へ」「Jリーグへ来て」と移籍を熱望するリクエストも飛び出している。一方、ブラジル人と思われるファンからは「サンパウロに来て!」と、古巣復帰を望む声も見られた。

 パトはブラジルのインテルナシオナルからミランへ2007-08シーズンに移籍。6シーズン在籍し、117試合51得点と高い得点力を見せつけた。以降はブラジルのコリンチャンスとサンパウロを渡り歩き、2016年1月にイングランドのチェルシーへ移籍。しかし結果を残せず、半年後にスペインのビジャレアルへ籍を移すも、ここでも輝きを放てないまま、17年1月に天津権健に加入した。

 今季、中国で24試合に出場し、15得点3アシストと活躍。チームも3位となり来季AFCチャンピオンズリーグのプレーオフ出場権を獲得した。パトは現在28歳と働き盛りだが、ファンが望むように日本でプレーする機会は訪れるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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