W杯出場32カ国「パワーランキング」を英紙公開 日本27位、アジア勢“7弱”の低評価

独自の基準で格付け 日本はFIFAランク順と同じ27番手、注目選手は井手口を選出

 開幕を約7カ月後に控えたロシア・ワールドカップ(W杯)は、出場32カ国がついに出揃った。英紙「ガーディアン」は、独自に出場国のパワーランキングを公開。前回王者のドイツがトップに君臨するなか、6大会連続出場となる日本は27位と格付けされている。

 国際サッカー連盟(FIFA)によるFIFAランキングでも出場32カ国中で上から27番目の日本。英メディアの評価も、それと同等のものとなっている。「先週のフレンドリーマッチでブラジルに払いのけられ、少し改善された火曜日のベルギー戦は僅差で敗れた」と直前の親善試合で強豪国に連敗したことに触れられた上で、「バヒド・ハリルホジッチ監督はグループステージ突破の希望というよりも、少しプレッシャーをかけられている」と、指揮官に対する日本国内での逆風が伝えられている。

 また、日本のチーム力については「彼らに聞き慣れた名前はいないが、欧州での経験がある選手は何人かいる」と分析された。選手や戦術についての具体的な言及はされておらず、やはり英国メディアの注目度は高くないようだ。各国1人ずつ選出されている注目選手の「Player to watch」には、以前に英2部のリーズ移籍の噂が浮上したガンバ大阪MF井手口陽介が選ばれた。

 このパワーランキングでトップに立ったのは、前回のブラジルW杯を制し、今年行われたコンフェデレーションズカップも優勝しているドイツ。注目選手にはシャルケのMFレオン・ゴレツカが選ばれている。

 

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