日本が誇る希代のボランチ中村憲剛、“タイのメッシ”と試合後に笑顔でユニフォーム交換

中村が札幌戦後、登里とチャナティップとの2ショット写真をツイッターで公開

 川崎フロンターレは19日、J1第23節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。2-1で3連勝を飾り、リーグ3位に浮上した。試合後、元日本代表MF中村憲剛が自身のツイッターを更新。“タイのメッシ”とユニフォーム交換をした画像を公開し、注目を集めている。

 前半13分、川崎は日本代表MF大島僚太の絶妙なループパスに反応した元日本代表MF家長昭博がペナルティーエリア内でシュート。相手GKが弾いたこぼれ球を中村が押し込んで先制に成功した。後半30分には、途中出場の登里享平が左サイドをえぐってクロスを供給し、日本代表FW小林悠がニアサイドで合わせて追加点。同35分に札幌に1点を返されたものの、リードを守り抜いて2-1で勝利した。

 中村は試合後、ツイッターに「大雨の中応援ありがとうございました」と綴るとともに、2枚の2ショット画像を投稿した。一つは、チーム2点目を演出した登里と自身の今季6点目を祝うカットで、「ノボリナイスアシスト」のメッセージ付き。もう一つは、札幌のタイ代表MFチャナティップとお互いのユニフォームを持って笑顔で写り込み、「チャナティップとユニ交換しました。日本でも頑張って欲しいですね!」とエールを送った。

 中村は今季からJリーグに挑戦しているチャナティップについて、自身の公式ブログでも「敵ながら厄介な選手でした」とポテンシャルの高さを認めている。チームの勝利に貢献するゴールと“タイのメッシ”との邂逅。中村にとって、充実の1日となったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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