インテル新監督の下で長友は構想外か 実力者SBコンビの獲得画策が発覚

スパレッティ政権下のフォーメーション予想に長友の名前なし

 インテルは今季までローマを率いたルチアーノ・スパレッティ氏を来季新監督に招聘することで合意に近づいている。新監督は来季の補強ポイントに両サイドバックを挙げ、実力者コンビの獲得に動いていることが発覚。日本代表DF長友佑都はインテル残留に向けて苦境を迎えることになりそうだ。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 今季開幕前に中国企業のオーナー、蘇寧グループが湯水の如きチャイナマネーを注ぎ込んだことで、インテルはセリエAで最大級の補強に成功した。だが、蓋を開けてみればリーグ7位。欧州のカップ戦出場権を失う結末となった。

 戦略家として名を馳せたスパレッティ監督の招聘に近づいているかつての強豪だが、指揮官の希望を叶えるべく戦力のリストアップは進んでいるという。

 ガゼッタ紙ではスパレッティ政権下で実現する2つのフォーメーションを分析。そこでは両サイドバックにインテル最古参の長友の名前はなく、新戦力候補が先発メンバーとして名を連ねている。今季アタランタでブレークし、イタリア代表にも選出された右サイドバック、アンドレア・コンティに加え、仏1部3位ニースのブラジル人サイドバック、ダウベルト・エステバンを選出。4-3-3システムでは両サイドバック、3-5-2システムでは両ウイングバックとして先発起用が予想されている。

 

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