実質オーナーの本田、ホルンの経営から離脱か クラブ内に火種…現地メディア「現実的なシナリオ」

15年に本田のマネジメント会社が買収 今季2部で10チーム中7位に沈む

 ACミランの日本代表MF本田圭佑のマネジメント会社が2015年に買収したオーストリア2部SVホルンから離脱する可能性が浮上していると、オーストリアのスポーツ専門メディア「SPOX.com」が報じている。

 本田のマネジメント事務所である「HONDA ESTILO株式会社」が2015年6月に当時オーストリア3部のホルンを買収。昨季は3部1位で見事に2部昇格を果たしたが、今季2部では8勝5分12敗で10チーム中7位に沈む。自動降格圏の9位と勝ち点差わずか2という苦境に立たされている。元名古屋グランパスの長身DFハーフナー・ニッキ、明治大卒業後に加入したMF矢島倫太郎などが出場しているが、目標の1部昇格に向けて厳しいシーズンが続いている。

 そして、地元メディアは「SVホルン、本田は離脱するのか?」と特集。「今季終了時点の『ホンダ・エスティーロ』の離脱は現実的なシナリオだ」と報じている。

 クラブのマネジャーであるソンケ・ニクラス氏は昨年10月に同メディアに「我々は日本人の経営者側との問題を持っている。小さなネジを締めていかなければならないし、それができれば向上できる」と問題点を明らかにしていた。

 

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