ドルトムント香川トップ下で1G1Aの躍動! 5-1大勝で奇跡の逆転優勝に望み

2試合連続ゴールと好調を維持

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は30日のヴォルフスブルク戦にトップ下でリーグ戦4試合連続となる先発フル出場を果たし、1得点1アシストの大活躍を見せた。チームはヴォルフスブルクを寄せ付けず、5-1で圧勝した。

 古巣バイエルン・ミュンヘンへの移籍希望を明らかにしたドルトムントの主将DFフンメルスがボールを持つ度に、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでは大ブーイングが鳴り響いた。物々しい空気も漂う中、前半から香川が躍動した。

 前半7分、左サイドDFシュメルツァーのクロスをファーサイドで待ち構えていたフリーのMFムヒタリアンがボレーで合わせると、強烈なシュートは枠を大きく外れて中央への折り返しのような形となった。エリア内にいた香川はこれに反応し、右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。香川の2試合連続、そして今季リーグ戦9点目で幸先良く先制した。

 同9分には、エリアの手前でクリアボールを拾った香川がボールキープからエリア内右へスルーパスを送ると、これを受けたFWラモスが確実に決めてリードを広げた。

 

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