沈黙のドルトムント香川 2戦連続の途中交代でドイツ紙採点も軒並み低評価

シュツットガルト戦にリーグ14戦連続の先発も、見せ場作れず

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、29日のシュツットガルト戦にリーグ戦14試合連続の先発出場を果たした。チームは4-1で快勝したが、香川は相手DFのプレッシャーに苦しみ、チャンスに絡むことができないまま後半15分に途中交代となった。独地元メディアの採点ではチーム最低タイ評価を受けるなど、この日は、ドルトムントの“小さな魔法使い”もそのマジックを披露することはできずに不本意なパフォーマンスに終始した。

 独地元紙「ルールナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)で、香川は4点。イエローカードを受けるなど不安定な守備を見せたDFソクラティスと右サイドバックのDFピスチェクと並び、チームワーストタイの評価となった。

 チームトップは貴重な先制点に加え、オーバメヤンの追加点をお膳立するなど大車輪の活躍を見せたMFカストロの2点。2ゴールのFWオーバメヤン、主将DFのフンメルスに代わってセンターバックで起用されたDFベンダー、そしてMFムヒタリアンの3人が2.5点で続いた。GKビュルキ、MFギュンドアン、途中出場のMFバイグルが3点。チーム3点目となるオウンゴールにつながるクロスを上げたMFロイスは3.5点だった。

「WAZ」紙での評価もチーム内で2番目に低い3.5点という評価だった。「ドルトムントのプレーメーカーは悪いパフォーマンスだったわけではないが、素晴らしいわけでもなかった。最も良素晴らしかったシーンは、58分(後半13分)にムヒタリアンに送ったパスだが、オフサイドだった」と寸評されていた。

 

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