マンU獲得候補にベンゼマが浮上 ファルカオ退団で前線の補強が急務に

今季充実の陣容に見えたユナイテッドFW陣だが…

 一方、ベンゼマを狙うユナイテッドは、今季ウェイン・ルーニー、ロビン・ファン・ペルシ、ラダメル・ファルカオ、ジェームズ・ウィルソンという4人のFWを揃え、充実の陣容でシーズンをスタートさせたかに思えた。

 しかし、ファン・ペルシは負傷に苦しむなど27試合出場で10得点。本来の出来からは程遠いパフォーマンスとなった。19歳のウィルソンに多くは望めず(13試合1得点)、レンタル移籍で加入のファルカオもわずか4得点に終わった(買取オプションを行使せず、モナコへの復帰が決定)。キャプテンのルーニーは33試合で12得点と安定したプレーを披露したが、中盤との併用が続いた時期もあるなど、チームの台所事情に影響された結果となった。ファルカオだけでなく、ファン・ペルシの退団も噂される今、ストライカーの補強は急務となっている。

 ルイス・ファン・ハール監督の下、大型補強を敢行すると予想されるユナイテッド。その筆頭は、27歳となり、選手としてのピークを迎えるこの万能ストライカーかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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