ペトロヴィッチ監督、古巣・浦和に皮肉 “ミシャ節”全開「私がいなくなって…」

自ら話を切り出して言い放った浦和への皮肉とは?

 しかし、会見が終わることが司会者から告げられると、自ら話を切り出して今季開幕から大不振に陥って立ち直ってきた浦和に対して皮肉を言い放った。

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「私が監督をしていた時代は、19試合負けなしの時期もありました。ただ結果を残せずに3、4連敗すると、サポーターにバスを囲まれることもありました。私がいなくなってそういうことはなくなったようですので、それはポジティブなことではないでしょうか。サポーターと喧嘩をすることがないのは良いことですからね。中には、カウンターで攻めるようなサッカーが好きな方がいたのも知っていましたよ」

 本来なら、浦和を相手にしても主導権とボールを握って押し込むようなサッカーをしたいはずだ。しかし、就任から3カ月ではそこまでチームを熟成させるには至らなかった。その悔しさは、恐らくミシャの胸中に強く残っているはずだ。浦和とミシャのリターンマッチは、リーグ戦も佳境になる11月にある。その時、両者はどのような順位で相まみえ、どのような試合になるのか。最後には旧知の記者に恒例の“ミシャ飴”を配って笑顔で去っていった指揮官が、どのように札幌を成長させていくのか楽しみだ。

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