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ロシアの熊参加パフォーマンスは「非人道的」 英動物愛護団体が警鐘「危険だ」
マシュクKMVの本拠地で熊登場のパフォーマンス実施 和やかな雰囲気で進むも…
今夏のワールドカップ(W杯)開催国ロシアの3部リーグで、キックオフ前にパフォーマーとして熊がピッチに登場。これに対して動物愛護団体から「非人道的だ」とクレームが入った。英公共放送「BBC」が報じている。
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このパフォーマンスはロシア3部のピャチゴルスクで行われたマシュクKMV対FCアングシト・ナズランの試合前に実施。サーカスで活躍するという熊の“ティム”はピッチサイドに立ち、ファンの声援に合わせて拍手。さらに主審にボールを手渡しするなど和やかな雰囲気となった。
これに対し、英国の動物愛護団体「PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)」のディレクター、エリサ・アレン氏は「非人道的だ」と抗議。「熊を召使いとして捉え、フットボールの場に送るなんて危険だ」と警告した。
「熊はロシアの象徴。国民は彼らに思いやりと誇りを持ち、虐待することをやめてほしい」
W杯開幕を控えるロシアではドーピング問題や人種差別問題がたびたび話題に上っているが、今回は動物愛護の視点から問題提起がなされた。
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