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シャビが“監督転身”へ第一歩 UEFAプロライセンスの指導者コース受講を開始
現役中ながら受講開始、元スペイン代表FWラウールやMFシャビ・アロンソの姿も
カタール1部アル・サッドの元スペイン代表MFシャビが、UEFA(欧州サッカー連盟)プロライセンスを取得するための指導者コースの受講をスタートさせるようだ。スペイン紙「AS」が報じた。
1998年にバルセロナでプロデビューを果たしたシャビは、その後2015年までバルセロナの象徴的な存在としてチームを牽引。8度のリーガ・エスパニョーラ制覇や4度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇など、輝かしい成績を残した。15年にはバルセロナを退団し、カタールのアル・サッドに加入。昨年11月には今季限りで現役を引退することが報じられたが、今年3月にアル・サッドと2年契約を更新した。これが「現役続行」か「監督転身」を意味するものなのかは不透明で、そうしたなかで指導者ライセンス取得に向けた動きが明らかになった。
UEFAプロライセンスのコーチングコースは、10年間プロとしてプレーすることや代表選手としてプレーすることなど、特定の基準を満たした選手たちが受講できる。なお月曜日からスタートしたこのコースには、元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスや、同じく元スペイン代表MFシャビ・アロンソらも参加している。
ただ、シャビは所属先のアル・サッドがAFCチャンピオンズリーグを戦っているため、月曜日の最初の講習には参加できず。38歳のプレーメーカーは16日のペルセポリス戦(0-1)を終えた後、ドーハから火曜日の朝にマドリードへと移動し、それから監督としての講習を受ける予定となっている。
問題としてはシャビが現役生活をいまだ終えておらず、コーチングコースを受けるためにはドーハとマドリードを行き来しなければならないということ。指導者を目指すシャビにとっては、楽しくも大変な日々が始まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)