西野ジャパン、選手選考と本大会までのプロセスは? 「国内でトレーニングマッチを…」

「リフレッシュしてキャンプに入ってもらいたい」と語りつつも…

 本大会まで残り2カ月。6月19日のW杯グループリーグ初戦のコロンビア戦までに、先述のガーナ戦のほか、6月8日のスイス戦、同12日のパラグアイ戦と親善試合が組まれているが、本大会登録メンバー23人の提出期限となっている4日までには、西野新体制の初陣となるガーナ戦の1試合しかない。監督業を2年間離れていたブランクや、自身が思い描くサッカーを浸透させるには時間が絶対的に足りないなか、トレーニングマッチの実施も視野に入れているという。

「当初の(ハリルホジッチ)監督の予定だと、5月19、20日が国内組のリーグ戦の最後。そのあと、あまり休暇がなく招集してキャンプに入り、ガーナ戦に向かっていく形でした。現実、国内組の4月、5月のマッチスケジュールを見ると、試合の数自体は相当多い。40日以上の拘束になるし、その前に国内の日程がタイトなので、選手のメンタルをどうキープするか。私自身は、そこでリフレッシュしてキャンプに入ってもらいたい。

 海外組も5月の2週で終わってしまうスケジュールだったり、中南米のメキシコは4月に終わってしまう状況です。コンディション、リカバー的な日数がばらばらでガーナ戦に入っていかなければいけないなかで、そこで合わせることが大事。状況によりますが、ガーナ戦の前に国内でフルゲームのトレーニングマッチ的なところを考える必要はあるかなと思っている」

 メンバー選考は「フラットな状況で考えたい」「新しい選手ももちろん考えていきたい」としつつも、ハリルホジッチ監督とともに作成していたリストから「ベースとなる選手は変わらない」と語った西野監督。本大会登録メンバー発表までの残り2カ月弱、日本の命運を託された新指揮官の手腕が問われることになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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