ハリルJをW杯対戦国ポーランド記者が分析 「巨額を支払い、日本人は後悔している」

W杯まで残り時間はわずか 監督交代なども含め…「改革には遅すぎる」

 同記者はハリルホジッチ監督について、「4年前、ブラジルでサプライズを巻き起こしたアルジェリア代表の張本人だった」と記し、2014年ブラジルW杯でアルジェリア代表を率いた指揮官の実績に触れている。
 
 ブラジル大会でのアルジェリアは、ベルギー(1-2)、韓国(4-2)、ロシア(1-1)と同居。グループHを1勝1分1敗の2位で通過し、16強で大会優勝国ドイツに延長戦の末に1-2で敗れたものの、同国初のベスト16進出という偉業を達成した。ハリルホジッチ監督も「アルジェリア代表と同じように偉業を成し遂げたい」と日本代表での成功を思い描いている。

 パルフジャノヴィチ記者は「アルジェリアと同様に成功の道を歩もうと、日本人は同国協会最高とも言われる巨額を彼に支払った」としながらも、3月シリーズの結果などを受けて「今、日本人はそれを非常に後悔している」と言及。6月のW杯まで時間も限られるなか、監督交代なども含めて「改革には遅すぎる」と見ているようだ。

 対戦国のポーランド人記者も不安要素を挙げるなど揺れている日本代表。本大会まで残り3カ月を切っているなか、ハリルホジッチ監督はチームを立て直すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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