チェルチが来季、古巣トリノへと復帰か ミランがトレードを画策

今オフに迫る大刷新

 ACミランのイタリア代表FMアレッシオ・チェルチが今季終了後、昨季まで活躍した古巣トリノへの復帰を熱望していると、イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じた。
 チェルチは昨季トリノでリーグ13得点を挙げ、セリエA屈指のウインガーと称された。昨夏の移籍市場では目玉の一人となった。ミランなどが争奪戦を繰り広げた末、アトレチコ・マドリードへと移籍した。だが、ディエゴ・シメオネ監督からは、信頼を得ることができなかった。そして、1月にスペイン代表FWフェルナンド・トーレスとトレードする形で、ミランに期限付き移籍で加入してきた。
 日本代 表MF本田圭佑のポジションを争うライバルとして期待されていたが、アトレチコ時代に失った実戦感覚を取り戻すのに時間がかかってしまった。起用法をめぐり、フィリッポ・インザーギ監督とロッカールームで口論したことが地元メディアに報じられ、婚約者もテレビ番組で監督の方針にクレームを付けるなど、ピッチ内外で問題を起こしてきた。
 後半戦だけで1得点3アシストと結果を残しているが、昨季ほどの活躍を見せることはできていない。そうした現状を踏まえ、トゥット紙はチェルチが古巣トリノへの復帰を熱望していると伝えた。ミランはチェルチとトリノのイタリア代表DFでミランの下部組織出身のマッテオ・ダルミアンとのトレードを画策しているという。
 ミランはシルビオ・ベルル スコーニ会長がアジアの富豪との株式売却交渉を進める一方で、チームは来季の強化費捻出に戦力の売却など人件費の削減も計画している。本田や今季16得点のFWジェレミー・メネズの売却の可能性もイタリアメディアでは報じられている。チェルチも再トレードの話が浮上しており、2年連続で欧州のカップ戦出場権喪失が濃厚な名門は、今オフの大刷新が迫られているかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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