「正直、怖さがない」 長友佑都、個々の“覚悟”を要求「腹を括れないと成長もない」

「W杯に全てを懸けるんだという気持ちをどれだけ持てるか」

 再三、左サイドの高い位置までオーバーラップしていた長友は日本の攻撃面の課題をこう指摘している。相手ゴールへと向かう迫力に欠け、決定機をモノにする力を見せることができなかった。

「僕は決めてくれと祈りながら見てますけど、結局持ちすぎたりとか、そういったことでチャンスを潰してしまうっていうのはあったと思う。なかなか難しいですよね」

 ロシアW杯に向けて、選手個々のクオリティーを高める必要性を語った長友。同時に、選手全員に覚悟を決めるようにも要求している。

「この何カ月かでどれだけ高まるか分からないですけど、まずはW杯で勝つっていう腹を括れないと成長もないかなと思う。じゃあ腹を括っている選手がどれだけいるか。W杯に全てを懸けるんだっていう強い気持ちをどれだけ持っているかですね」

 長友は「(柴崎)岳とも二人で直接話した。(中島)翔哉とも話しました」と、チームメイトにも勝利にこだわるメンタリティーを伝授したと明かした。さらに「若い選手たちに強いパーソナリティーを発揮してほしい。世界で活躍できる選手はそのパーソナリティーが別次元」と伸びしろを残す若手のさらなる奮起を促していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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