「他のプレーがボロボロになる」 代表復帰の本田が自己分析、”短所”に挙げたのは?

「僕みたいに得意としていない選手」の短所を婉曲に表現

「めちゃめちゃスプリントが得意な選手は20本、30本抜けることに慣れているけど……」と自身とは異なるプレースタイルの選手ついて言及。その一方で、「特に僕みたいなそういうのを得意としていない選手」と自己分析し、その点こそ短所の一つと婉曲に表現している。

「僕の場合、20本、30本やったら他のプレーがボロボロになっちゃう可能性がある」

 もっとも“裏抜け”にマイナスの印象を抱いているわけではない。「自分の強みではないと言いつつも、大事な点を取ってきた時は裏に抜け出して取っていたりもする」と自覚している。要はバランスの問題だろう。裏抜けの回数を減らす代わりに質を高めつつ、自分の特徴をさらに上乗せするイメージだという。

「自分の強みを生かしながら、自分の求めるも出して、点が取れるという絵を描かないと。それはここでペラペラ喋っている以上に何十倍も難しい作業」

 本田は自身の“弱み”と向き合いつつ、指揮官が求める裏抜けの回数と質の部分でどう折り合いのつけるのか。2連戦の注目ポイントと言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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