「他のプレーがボロボロになる」 代表復帰の本田が自己分析、”短所”に挙げたのは?
ハリル監督は“裏抜け”の動きをリクエスト、本田は量より質の重要性を力説
FW本田圭佑(パチューカ)は、日本代表の3月シリーズ(23日マリ戦、27日ウクライナ戦)に向けたメンバーに選出された。半年ぶりの招集を受けた本田は、バヒド・ハリルホジッチ監督から相手の背後を狙う動きを要求されている一方、自分のプレースタイルを踏まえて「他のプレーがボロボロになっちゃう可能性がある」と分析している。
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ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見の際、本田や初招集のFW中島翔哉(ポルティモネンセ)について言及。「いつも降りてきて足下にボールをもらうのではだめで、背後を狙って欲しい。そうすれば得点できるが、下がってきては難しい。そういったことを本田や中島に要求したい」とリクエストしている。
指揮官の意図を理解している本田は「監督はチームとしてできるだけ取り組んでいきたいと。戦術ですよね。もちろん意図は分かるし、それが怖さになるイメージ」と、裏抜けの重要性は重々承知しているという。だが「もともと得意なプレーではない」と断言しており、自身のプレースタイルを踏まえて次のように要約している。
「結局、大事な場面で1本(裏を)取ればいいということ。ということは、本数というより質が問われる」
自分が最も生きる形を熟知している本田は、裏抜けの質が最大のポイントになると力説した。その意図はこうだ。
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