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ファン暴徒化の真相が判明 “歓喜の煽り”から惨事も当事者は…「考えるつもりはない」
デフラーフスハプDFアベナが相手サポーターに見せた“パフォーマンス”が発端に
オランダ2部で起こったサポーターによる選手襲撃事件の波紋が広がっている。ホームで大敗を喫したがゆえに暴徒化したこの一件、アウェーチームのある選手の行動が“火に油を注いでいた”ことが明らかになった。
現地時間4日のゴアヘッド対デフラーフスハプ戦、リーグ17位に沈むゴアヘッドは、本拠地で6位デフラーフスハプを迎え撃った。しかし、前半15分にあっさり先制点を許すと、後半にも16分間で立て続けに3失点するなど0-4で力なく敗れた。
試合後にはゴアヘッドのサポーターがピッチに乱入。デフラーフスハプの選手を追いかけ回し、整備員の制止を振り切り、選手にキックやパンチを見舞おうと襲い掛かった。最終的に7人の逮捕者が出る惨事となったが、“暴徒化”の理由はホームチームの大敗だけではなかったようだ。
デフラーフスハプは敵地に駆け付けたサポーターが集まるゴール裏の一角で、勝利の喜びを分かち合っていた。選手たちが肩を組んで横一列に並ぶなか、23歳の長身DFメンティ・アベナが前に立ち、スタンドを煽りながら、別方向のゴアヘッドサポーターの方を向いて“やってやったぜ”と言わんばかりに、両手を広げて拳を振り上げた。