泥沼のアーセナル、「放出すべき5選手」とは? 海外メディア指摘「能力が不十分」

シティに2試合続けて0-3と完敗したアーセナル、ベンゲル監督の解任論も再浮上

 アーセナルは2月25日のカラバオカップ決勝でマンチェスター・シティに0-3で敗れたが、1日のリーグ戦でも0-3で敗れる屈辱を味わい、アーセン・ベンゲル監督の解任論が再び浮上してしている。華麗な攻撃的サッカーで沸かせた、かつての欧州屈指の強豪は泥沼状態に陥っているなか、今季限りで放出すべき5人の選手がいるという。スポーツ専門テレビ局「ESPN」の英国版が特集している。

「アーセナルがこの夏に売るべき5選手」という特集で真っ先に登場したのは左利きの司令塔、スイス代表グラニト・ジャカだった。

 同記事では、アーセナルの問題は守備的ミッドフィルダーの不在だと指摘。「ジャカが適役でないことは今季痛いほど明確になった。スイス代表は数多くの攻撃的なクオリティーの持ち主だが、彼の守備面の機能不全ぶりが彼らにとってより重大だ。プレミアのセントラルプレイヤーには一歩遅すぎる」と綴っている。正確無比のパスやミドルシュートという武器は光るものの、ボランチとしての対応力の低さを課題に挙げている。

 2人目はドイツ代表DFスコドラン・ムスタフィだった。昨季インテルからのオファーにも首を縦に振らなかったが、「ドイツ代表は時に年俸通りの価値を見せることもあるが、あまりにも凡ミスが多すぎて信頼に値しない」としている。カラバオカップ決勝でミスから相手FWセルヒオ・アグエロの先制点を許したことも問題視されているようだ。

 3人目はイングランド代表FWダニー・ウェルベック。膝の故障で長期離脱を続けているストライカーについて、「今季見ることができないのは悲しい」と同情しながらも、「常に動きを見せるハードワーカーだが、試合でインパクトを残す能力は完全に失われてしまったようだ」と評価は低い。「中位クラブでキャリアを再スタートさせることが最高の選択肢だ」と出場機会を模索することを勧めている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング