東アフリカで驚愕の事件 大統領が相手のハードチャージに激怒、行政官ら2名を投獄

ブルンジのヌクルンジザ大統領がサッカークラブでプレーした際に“事件”発生

 東アフリカのブルンジで前代未聞の事件が起きた。ブルンジのピエール・ヌクルンジザ大統領は、自身のサッカークラブ「ハレルヤFC」で活動しているが、試合中の接触プレーに激怒。これがきっかけで行政官ら二人を投獄したという。英公共放送「BBC」が報じている。

 事件は遡ること1カ月、2月3日にブルンジ北部の町キレンバで起きた。FCハレルヤの一員としてプレーした大統領だが、対戦相手にはヌクルンジザ大統領を認識していないコンゴ難民が含まれていたようだ。

 記事によれば、大統領はボールを持つたびに容赦ないチャージを受け、ピッチに倒れこむシーンもあったという。これに激怒した大統領は、キレンバ地区の行政官シリアケ・ヌケザバヒジ氏と補佐官ミシェル・ムタマ氏を1日に投獄した。

 罪状は大統領に対する「陰謀罪」。ブルンジは大統領の三選へのデモが起こるなど、政情不安の国家で驚愕の事件が起きてしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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