もはや漫画!? “ノールック・バックヒールボレー弾”に再脚光 「こんなの見たことない」

マルティネスのアクロバティックな一撃にファンも改めて感嘆

 ポルトガルリーグ首位を走るポルトは、現地時間2日にスポルティング・リスボンとのダービーマッチを迎える。5年ぶりのリーグタイトルに向けた大一番を前に、クラブ公式インスタグラムは過去の対戦で生まれた秀逸のゴールを動画付きで紹介。ファンから「こんなゴール見たことない」「もはや漫画の世界だ」と驚きの声が上がっている。

「ダービー史上、ベストゴールのひとつ?」

 ポルト公式インスタグラムがこのように綴って紹介したのは、2012年から15年まで在籍したコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス(今年3月に広州恒大と契約解除)だった。

 遡ること6年、2012-13シーズンの本拠地ポルト戦(2-0)でその一撃は生まれた。前半9分、ゴールまで約40メートル離れた位置からブラジル代表DFダニーロが前線にロングボールを供給。最終ラインの裏を取ってペナルティーエリア内に入り込んだマルティネスは、向かってくるボールに正対して右太ももでトラップすると、落ちてきたところをゴールに背を向けたまま右足ヒールでミートしてシュートを放つ。背後から追いかけてきた相手よりもわずかに早く触ったアクロバティックな一撃は、GKの横を抜いて鮮やかにゴールネットを揺らした。

 背中に目があるかのように、ゴールを見ず体を捻って繰り出した“バックヒールボレー弾”に、ファンも「こんなゴール見たことない」「これぞゴラッソ」「まるで漫画の世界だ」「魔術師」と感嘆。なかには、「マルティネス、戻ってきてくれ」と復帰を望む声も上がっていた。

 今回の伝統の一戦、果たしてサッカーの女神はどちらのチームに微笑むだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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