名古屋14億円ストライカーが躍動! 元ブラジル代表FW、日本代表GKから“股抜き弾”
敵地G大阪戦、名古屋FWジョーが1得点1アシストと活躍して3-2勝利に貢献
J1リーグ開幕戦で名古屋グランパスに加入した元ブラジル代表FWジョーが、ついにベールを脱いだ。24日に行われた敵地でのガンバ大阪戦に出場し、1ゴール1アシストの活躍で3-2の勝利に貢献した。
試合は前半13分、MF遠藤保仁のゴールでG大阪が先制するも、同26分にジョーのパスからFWガブリエル・シャビエルが決めて同点に追いつく。そして後半6分にはDFホーシャの一撃で名古屋が逆転したが、同34分にG大阪FW長沢駿の同点弾で試合は振り出しに戻った。2-2で迎えた同39分に勝負を決めたのがジョーだった。
名古屋はカウンターを繰り出すと、MF長谷川アーリアジャスールからMF八反田康平へパス。ボールを受けた八反田はダイレクトで相手最終ラインの裏にラストパスを供給すると、ジョーが絶妙なタイミングで抜け出してG大阪の日本代表GK東口順昭と1対1の場面を迎える。ここで元ブラジル代表FWは全く慌てず、GKの動きを見ながら股下を通すシュートを冷静に流し込んだ。
Jリーグ公式ツイッターではジョーのゴール動画を配信。また名古屋公式ツイッターでも勝ち越し弾のジョーを写真付きで紹介すると、返信欄では「得点量産でお願いします」「ファイト一発」「流石」などのコメントが並んだ。
ジョーはブラジル代表通算20試合5得点のキャリアを誇り、ブラジルメディア「UOLエスポルチ」などで移籍金は1100万ユーロ(約14億円)と報じられた。今季のJリーグで目玉とも言えるストライカーが開幕戦から輝きを放っており、今後のパフォーマンスも注目を浴びそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images