浦和、“お得意様”のFC東京に勝ち切れず1-1ドロー 途中出場・16歳久保はゴールならず

後半、東の先制点をきっかけに試合が動く

 昨季のアジア王者浦和レッズは、24日にFC東京と敵地で対戦。開幕戦は1-1の引き分けで終えた。後半の立ち上がりに動いたゲームで、FC東京は16歳のMF久保建英が途中出場したが、得点には絡めなかった。

 昨季まで浦和がFC東京に対して公式戦10戦9勝1分と抜群の相性を誇る一戦。浦和は横浜F・マリノスから新加入のMFマルティノスが右サイドに入ったほかは、昨季までの既存戦力がスタメンに名を連ねた。

 前半は浦和がボール保持率を高めたが、FC東京も堅牢なブロックを築き、我慢の展開となった。両チームともゴール前に入り込めず、0-0のまま前半45分が終了。前半終了時の公式記録でシュート数はFC東京が1本で浦和が3本。それもほとんどが距離のあるものだった。

 しかし、後半3分にゲームは動いた。FC東京は浦和のプレスを受けながらも自陣からボールをつなぐと、ハーフウェーライン付近から背後に抜け出したMF東慶悟が独走。追いすがる浦和DFたちを振り切り、GK西川周作との1対1をゴール左に決めて先制に成功した。

 この1点がきっかけでゲームは一気に動いた。浦和は同5分、左コーナーキックのチャンスにキッカーは今季から主将のMF柏木陽介。ゴール前の密集を越えて落ちてきたボールを、走り込んだDF槙野智章が右足で合わせて同点ゴールを決め、あっという間に1-1と試合は振り出しに戻った。

 

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