“日本の象徴”香川を武藤は超えるか 海外メディア特集「ブンデスで唯一追い抜ける存在」

ヴォルフスブルク戦で同点弾、今季公式戦23試合で9ゴール

 MF香川真司は2010年にドルトムントに加入し、マンチェスター・ユナイテッド移籍を経て通算8シーズンにわたって欧州の最前線でプレーを続けている。香川のドルトムントでの活躍は素晴らしく、彼のプレーは後に多くの日本人選手がブンデスリーガでプレーするきっかけになったと言って過言ではないだろう。

 しかし、最近のブンデスリーガでは、そんな香川を押しのけようとしている日本人がいる。その人物こそが日本代表FW武藤嘉紀だと、海外スポーツメディア「BeSoccer」が報じた。

 ドルトムントで6年目を迎えている28歳の香川は、「ブンデスリーガにおいて間違いなく日本のシンボル」と紹介されているように、現在のブンデスリーガで日本人選手の象徴と言える存在になっている。今季も公式戦26試合で6ゴール5アシストと結果を残しており、自身の実力をしっかりピッチで表現していると言っていいだろう。

 そんな香川に対し、マインツに所属する武藤は3年目のブンデスリーガで力強いプレーを披露。ここまで公式戦23試合に出場し、9ゴールを挙げる活躍を見せている。現在25歳の武藤は、15年にFC東京からマインツに移籍を果たすと、初年度から7ゴールをマーク。2年目の昨季も6ゴールを記録するなど、安定したパフォーマンスが評価につながっている。

 

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