元日本代表監督ザッケローニ氏が指摘、“イタリア2強”と“スペイン2強”の類似点とは?

現状のペースでいくと最多勝ち点を上回り…

 セリエAが20チームになって以来、最多勝ち点は2013-14シーズンにユベントスがマークした勝ち点102だ。しかし、現状のペースで両クラブが勝ち点を積み重ねると、ユベントスは103、ナポリは104か105に到達する計算で、歴史を塗り替える驚異的ペースでの優勝争いが続いている。

 近年ではACミランやインテルの凋落を尻目にユベントスが連覇を続け、“1強リーグ”という評判だったセリエAだが、マウリシオ・サッリ監督が率いるナポリの躍進はリーグに新たな魅力を加えている。

 ユベントスが北部、ナポリが南部にあるクラブであり、イタリア国内では政治的にも北部と南部の対立は大きい。ザッケローニ氏が譬えたバルセロナとレアルのように、イタリアを引っ張るライバル関係が続いていくことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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