GK不在のゴール前で何が? 衝撃の“パンチクリア”で一発退場「クレイジーな瞬間」

ロサリオ・セントラルのMFマルティネスがシュートを右手で弾いて“セーブ”

 アルゼンチン1部のプリメーラ・ディビシオンで“衝撃のクリア”が飛び出した。GK不在のゴールに向かうロングシュートに対し、フィールドプレーヤーがジャンプ一番ボールを右手でパンチ。決定的な場面で意図的に手を使って得点機会を阻止したとして、レッドカードで一発退場となったが、地元メディアは「クレイジーな瞬間」と驚きを持って報じている。

 現地時間2月12日に行われたリーグ第15節、ウラカン対ロサリオ・セントラルでその瞬間は訪れた。

 敵地に乗り込んだロサリオが2-1とリードして迎えた後半27分、ゴール前にロングボールを放り込まれるとGKエレミヤ・レデスマが飛び出し、相手選手、味方と3人が交錯。ペナルティーエリア外にこぼれたボールをウラカンMFイスラエル・ダモンテがダイレクトで左足を振り抜き、相手GK不在のゴールを狙った。

 すると、ゴール前に残っていたロサリオのMFマウリシオ・マルティネスがバックステップを踏みながらジャンプ。次の瞬間、ボールはクロスバーの上を越えていったが、映像を確認すると当たったのは頭ではなく右腕で、意図的に手を振り上げているのが分かる。

 決定的な場面で意図的に手を使って得点機会を阻止したとして、マルティネスはレッドカードで一発退場。ロサリオは試合時間18分を残して10人と数的劣勢になり、PKも献上した。その後ウラカンがPKを失敗し、後半42分にダメ押しの3点目を決めたことで3-2と勝利したが、アルゼンチンメディア「Infobae」は「クレイジーな瞬間:ハンド、レッドカード、間違った行為による印象的なカバー」と特集。「マウリシオ・マルティネスは同点になるのを避けるため“GK”として飛んだ」と報じた。

 リーグ17位に沈むチームが貴重な勝ち点3を手にした反面、マルティネスにとってはほろ苦い試合となってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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