オランダの英雄クライファートの愛息が今夏プレミア移籍か 名門マンUが獲得調査開始

昨年11月にハットトリックを達成するなど成長著しいジャスティンに名門も熱視線

 かつてバルセロナなどで活躍した元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏の息子であるアヤックスFWジャスティン・クライファートに対し、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドが獲得調査に乗り出しているという。英紙「サンデー・ミラー」が報じている。

 父親のクライファート氏は、下部組織から育ったアヤックスで18歳の時にプロデビュー。UEFAチャンピオンズリーグとトヨタカップ(現FIFAクラブワールドカップ)を制して世界一に輝き、バルセロナでもゴールを量産。オランダ代表としてもワールドカップや欧州選手権に出場してきた。

 名ストライカーのDNAを受け継ぐ18歳のジャスティンは、父親と同じくアヤックスで昨季プロデビュー。2年目の今季は昨年11月のローダ戦でハットトリックを記録するなど、父親のように早くから頭角を現している。

 記事によれば、そのジャスティンの才能に目をつけたユナイテッドは、すでに獲得調査をスタート。来季に向けた夏の移籍市場での獲得を目指し、アヤックスに対して条件提示などの交渉を行う段取りを進めているという。

 元アルゼンチン代表MFでアトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督の息子であるFWジオバニ・シメオネ(フィオレンティーナ)がイタリアで頭角を現すなど、かつての名選手の息子が次々と欧州の舞台で存在感を示し始めている。難しいシュートをいともたやすく決めるストライカーだった父を持つジャスティンは、欧州屈指の名門へとステップアップを果たすことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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